スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

TED KITE SURF MEET 2008 九十九里大網白里

画像はTED SURF co. http://www.kite-board.jp/ JUNくんのところからいただきました。
撮影はフォトグラファーのTAKIさん。
0TED KITESURF MEET  2008-fd0157

0TED KITESURF MEET  2008-fd0007

0TED KITESURF MEET  2008-fd0132
スポンサーサイト

微風攻略part3「ボードコントロール編」

reiko02

さて、今回はボードコントロールと言うことでカイトのボードテクとしてまず頭に思いつくのがエッジング。実はこれがかなり曲者な訳で超微風下においてエッジングし過ぎるとブレーキングと同じ働きになって前へ行く力に変換されずに折角カイトが受けた推進力を横流れ方向へ増してしまいひいてはスピードの低下から沈む方向に化けてしまう。これでは走る事以前に乗る事そのものが出来ない。ではどうするか?ボードをデカクする。更にファットなサーフボードにする。いや手っ取り早いけどそれじゃテクニックじゃない。これらが乗れるのもそれはそれでテクのうちだけどヨットやウインドサーフィンで使われる「ハイクアウト」ってのを使ってみよう。要約するとボードから大きく体を反らしボードにかかる体重を帆に分散させ艇を浮きやすくするまたはそうすることによって帆にかかるエネルギーとバランスをとる行為。前回までの攻略法でカイトに受ける風は今までより大きく推進力に変わっているはず。弱いながらも手応えもある。ハーネスにも寄りかかれる。そこで大きく体をしかし徐々に後ろに反らせ腹に力を入れやや進行方向に上体を向ける。徐々にと言うのは雪の上の車の運転と同じで「急」の付く動作を避ける意味合いがある。急加速はトラクションがかからず「走らない」急ハンドルは安定した舵が入らないので「曲がらない」急ブレーキはスリッピーなので止まらない。急にハイクアウトしてもパワーのロスになり走らない。急ハンドルとは違うけどカイトの振り過ぎはやはりパワーゾーンの無駄使い。急なエッジングもまたしかり。細かい作業をスムーズに行うことによってあらゆるロスを抑え推進力に変換する。話を元に戻すと視線が進行方向を向いていれば自然と上体はこの姿勢になる。いつものエッジングよりやや緩めてボードを蹴る方向も横方向ではなく下方向に押さえると言った感じにするとフィンの性能をフルに発揮したエッジングとフィンとで登りが取れる。海面のうねりやスープや波を乗り越える時は一瞬当て込み方向に引きそれを超えたら登らせすぎると推進力が低下するので今度はアビームかややクローズホールドかで加速する。変化はしっかりとらえ押される時や引かれる時は逆らわず目から入った情報で進みやすい所を選んでいく。一直線に登るのではなく極端に言えばジグザグ。でも平均して行くと登っている。それが理想のライン。ハイクアウトしつつ更なるパワーゾーンにカイトを導き波を超え失速しそうなボードを素早く確実に着水させ同じく失速しそうなカイトを振り戻しフラットエリアで加速しまたうねりを超え…大きくカイトを旋回させボード蹴りこみジャイブし足を入れ替え風上を目指す。単調な作業の中にも実は丁寧な仕事っぷりと忙しさが隠れてるんです。マグロ状態でボードに乗ってもカイト飛ばしても登りません。ここまで進行方向に対して横方向のボードコントロールについてうんちくしてみました。でもまだ縦方向のうんちくもあるので次回「縦乗り編」それから「風向きを踏まえた上でのボードの向き」でお会いしましょう。

Model:麗子
http://yaplog.jp/islandstyle/
Photo:(C)Kiyotaka Kitajima
http://www.k-kitajima.net/

微風攻略part2「細かいトリムでメチャモテライディング。KY?五感をフルに働かせて空気の流れ(風)を読め!」

こんにちは。超微風塾塾長のうまろうです。前回に引き続きカイト操作と風の話をしたいと思います。第1回目の講座でパワーゾーンの使い方の説明をしましたがこの位置にステイさせるのにブンブン上下に激しく大きく振る様な感じでは上手く微風を制す事は出来ません。ブンブン振ってパワーが稼げて昇れるのはフラットな海面でしかあり得ません。これはパワーゾーンを外れる時間も多くパワーのロスも多いのです。もっともこうしないと走れない風速では仕方ありませんが下るのみでしょう。あくまでもジャスト以上の風の時のカイトの姿勢の様にきっちりリーディングエッジを進行方向に向ける事が理想です。ここに細かいカイトトリムが要求されます。リーディングエッジを進行方向に向けた状態で極僅かに上下またはコントロールバーの押し出しと引き込みをする事によって。波越えやスープ超えによってボードを下らせた場合カイトに入る風は弱くなりパワーゾーンの後ろに下がります。ここでバーを引き込みます。バックラインが引かれ過ぎてストールするほど引き込んでは意味が無いのであくまでも前に進むカイト操作を意識しながら。後日ボードコントロールの話で詳しく書きたいと思いますが当然波越え前には風向きに対して垂直方向のアビームないし数センチでも下らせたくない超微風下ではやや昇り気味の僅かなクローズホールド状態から波のフェイスにエントリーし飛ぶと言うよりなめる感覚で越えます。空中に飛び出すことをしないことで少しでも昇りのアドバンテージを稼ぐ為です。当然スープの時も同じです。カイトに限らずウインドサーフィン、ヨット、飛行機、パラグライダー等、翼関係全部を含め翼を流れる手前側と裏側の流れる速度差によって飛行や滑走が可能な訳で風を流すことの意識と逆にパワーを稼ぐ為のカイトで言う所の引き込みという相反する二つの要素を上手に使う。前回手幅を狭めてバーを持つと言いました。これは微細な風の動きや強弱を手元に一番感じやすくかつ些細なコントロールをする為です。バーの両端を広く持つと梃子の働きで楽ですが車のパワステ同様、感覚が鈍ります。また急な体勢の変化で不用意にカイトを大きく動かし過ぎてしまうことも防げます。大体カイト操作についてはこんなところでしょうか。
続いて風の話。私は大会やイベント等で各地のゲレンデをまわります。様々な地形があり波があり似たようなゲレンデはあっても全く一緒のゲレンデはありません。例えば今回の千葉白里海岸はゲレンデ中央の背後にマンションがそびえます。サイドショアならまだそこまで影響を受けなかったでしょうが今回はオンショアです。海から吹いてきた風はマンションに当たり手前に風の流れ難い層を作ります。超微風なので余計にはっきり感じます。ところがそのマンション前をスルーして片貝側にレグを伸ばすと抜けの良い平野の地形でアベレージの風速が上がっています。あまり沖に出てしまうのは薦めませんがそこはオンショア。流されてしまったところで来た道を歩いて戻ればいいだけの話。いつもより余計にレグを伸ばして行く事で昇りのアドバンテージが取れます。往路ですでに波越えは完了している程昇るのだから波の影響の少ない復路はもっと昇ります。こう言うのも「タクティカル」と言います。ヨットやウインドのレースでは常識です。同じ海面でも場所により微妙に風速が違う事はよくあります。例えばオン気味の浜野では河口付近が風の抜けがよくインサイドでも風速が抜けません。ベンチュリー効果と言って昔の車やバイクのキャブレターがこのしくみです。もっと詳しく知りたい人はググってください。逆に東側の海岸に堤防がせり出した部分はインサイドの風が乱れます。場所の違いで言えば波やうねりの前後でも風速に差が出ます。手前は押されて強く向こう側は引っ張られて弱くなります。地形だけで読めない場合でも五感を活用するとこれらの空気の動きの強弱や向きを読めるようになります。露出している肌に当たる風。耳で風の音を聞く。海面のブローラインや白波を見る。雲の流れ。木々や草花のそよぎ方。滑空する鳥。沖のヨットやウインドやカイト。どこかの工場の煙突の煙や畑の堆肥や航行する船舶の排気の匂い。先程も書きましたが手に伝わるカイトのパワーなどありとあらゆるものに答えが隠れているのです。こう言う感覚を養うと不意に落ちてしまう風や逆に上がる風も予見出来ます。流されてしまって「あいつはKYだ」なんてならないようにw注意を払いつつ強い風の部分を乗り継いで行くとあり得ない微風でも走れるようになるのです。
次回part3の講座はボードコントロールにしましょうか。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。